18番、劇的バーディー |
このポジティブ思考こそ勝利の必要条件だろう。イ・ジウが17番でボギーをたたいて不動と並ぶと、18番の劇的な一打である。「最後にこんなパットが入るなんて。まだ頑張れと神様が言ってくれている」。大げさなようだが、それほどに喜びは大きかった。
慌てないのは「結果にこだわらず平常心を保っているから」。一昨年10月以来、今年5月まで勝てなかった苦しみがプロ15年目の心を磨き上げたらしい。
これで今季半分の17戦を終えたが、日本人は9勝どまり。その中で2回勝ったのは不動ただ1人だ。「日本人選手に足りないもの?みんな頑張ってるけど運がなくて結果が出ないだけ」。もちろん、自分も2勝で終わる気はさらさらないずだ。(奈良部光則)
やっぱり、苦労が人を育てるか?!!