iPadは高齢者の味方? |
じゃ~ん、そうです、まさにiPadは、その目的のために存在すると評せるのかもしれません。はっきり言いまして、本気でコンピューターを使い倒してやろうなんて考えてるお年寄りは、そんなに多くはいませんよね。ハードディスクとメモリの違いなんて知りません。ウイルスだのドライバーだの、なんのこっちゃかさっぱり分かりません。とにかくメールができて、ネットが楽しめて、たまにオンラインバンキングとかが利用できたら、別にコンピューターなんて要らないんです。
どうです、まさに大きくなったiPadの出番! 指がカーソルです。このシンプル操作感は、たとえアップルが出してるiMacやMacBookでだって無理ですね。
「ヘビーでコアなPCユーザー以外には、もうiPadだけがあったら十分なのさ」
いやぁ、これは本当にiPadの真髄だったりするのかもしれませんね。ちょっぴりPCライクにキーボードが使いたい人は、こちらの純正キーボードドックが用意されてますから、やはりこれで十分に事足りそうです。
唯一のおじいちゃんおばあちゃんユーザーの不満といえば、かわいい孫の顔を眺めながらウェブカムでビデオチャットできないってことくらいでしょうかね。まぁ、きっと来年あたりに出る次期モデルでは、この辺のリクエストを取り入れた改良が施されていることでしょう。なにはともあれ、販売価格が500ドル以下と安いんですから、我慢せねばならぬとこがあるのも仕方ないのかもしれませんよね。
かくして、徐々に高齢者層を中心に予想外にiPadが売れに売れまくって、すっかり2年後にはiPadがスタンダードなPCとしての位置づけを確立という米GIZMODO編集チーム内のイチオシ予想。ギズ読者の皆さまは、iPadにどんな未来予想図を描いてますか? またドシドシとコメントに書き込んでみてくださいね。
Ultimi Barbarorum(原文/湯木進悟)
まんざら、私の見方でも見当はずれでは、ないようだ!