孫社長のツイッターが、世間を騒がせている。 |
≪実名で今日からつぶやく事にしました≫
≪私自身が皆さんと新しい時代を共有したかったからです≫
翌25日の21時30分には、孫社長のつぶやきをフォローしている人(フォロワー)は1万人を突破(5月6日現在、約26万人)。驚異的な速度で、その存在が知れ渡った。
「難題が提案されても、社長は建設的ととらえ、『むしろ喜び』などと返しています」
3月26日、福岡での本拠地開幕戦となるソフトバンクの試合では、バックスクリーンにツイッターを表示させた。これもフォロワーからの要望で、「検討しましょう」から5日後だった。試合は1対16とオリックスに大敗したが、ファンの鬱憤も交えて、ツイッターは盛り上がった。
孫社長には日常、頻繁に口にしている言葉があるという。
「クレームは宝であり財産」
企業規模が大きくなるほど、利用者の要望やクレームは届きにくくなる。その状況を打破し、問題は迅速に解決、が孫社長の哲学だ。そのための「武器」がツイッターだった。
「ツイッターで社長が世の中に公言することで、社員は取り組むしかなくなる。大変だけど、実は動きやすい。普通の企業だと、『無理』と唱える社員の意見に、社長自身が状況をすべて把握していないから、『無理』を受け入れてしまう。社長が社員に騙されているようなものなんです。孫社長は稟議と根回しを繰り返し、角が取れた事業になるのを最も恐れている」
未だにそのツイッター効果が分かっていないのですが、こんなやり方もありなんですね!