佐藤可士和の超整理術 その3 |
・「ユニクロはいわゆる、”ファッション・カンパニー”というより、どちらかといえばネジや釘などを売っている東急ハンズのような”パーツ・カンパニー”という感覚なんです」ということ。「組合せはお客さんの自由に」というわけです。
ユニクロは、よりクールなスタンスなんだな、と。気分を押し付けるのでなく、淡々と部品を作っている感覚が、ほかとは全く違うユニークネスだと感じました。
・”情報”や”思考”の整理の最終的な目標といえば、「ビジョン=あるべき姿に近づけること」です。”あるべき姿=理想的な作業環境”と置き換えれば、”空間”の整理にも当てはまること。
・「整理と問題解決は、同じベクトルでつながっている」ということが、各章の内容から感じてもらえたと思います。問題解決はあるべき姿を見つけること
と置き換えてもいい。あるべき姿を見つける一つの方法として、整理術があるのです。
・もう一度、述べさせてください。問題解決の手がかりは必ず、対象のなかにあります。優れた視点で対象を整理すれば、解決に向けての方向が明確になる。答えは目の前にあるのです。