いろんな憶測?があるのですね?しかし、唐突だもの? |
2010年4月10日(土)10時0分配信 日刊ゲンダイ
与謝野新党立ち上げの裏で、チャラチャラ動き回っている石原慎太郎都知事(77)。ガラにもなく応援団を買って出たり、新党の準備会合に参加したり。あまりの熱の入れように「どんな魂胆があるのか」と不審がられている。政界でささやかれる「3つの憶測」をお届けしよう。
●すべては自分の4選と不肖の息子のため!?
息子とは、昨夏の衆院選で落選した三男・宏高(45)のことだ。次の選挙まで3年もブラブラさせておくのは不憫(ふびん)だから、与謝野新党に引き取ってもらって、参院選・東京選挙区で出馬させようとしている、というのである。
“不肖の息子”と“親バカ”といういつもの構図だ。
●2つ目は「自ら登用した猪瀬直樹副知事を新党から参院選に出す」という憶測である。
「今期限りの引退を口にしていた石原知事は、ここにきて『4選』を視野に入れ始めています。辞めたら、新銀行東京や築地市場問題で告発されかねないからです。先週2日の定例会見でも、来春の知事選について聞かれると『企業秘密。心境は複雑に変化してます』なんて語っていた。都議会でも『場合によってはまた出る』と公言しています。ただ、それでは後継者含みで副知事に引っ張った猪瀬氏に悪い。そこで『猪瀬は国政、自分は都知事居座り』というわけです」(都政記者)
●そして3つ目。これが最も可能性が高い。都知事選のジャマになるライバルを潰す狙いだ。
「その相手はズバリ、都知事に色気マンマンの自民党・舛添前厚労相です。舛添氏が執行部批判をしているのは目立つためで、もう野党の総裁には興味を失っている。近ごろはもっぱら平沢勝栄氏ら東京選出の衆院議員や落選組に接触しています。都知事選出馬に向けて地盤固めをしているのは間違いありません。舛添氏が出馬したら、石原都知事の4選は消える。だから石原知事は、東京1区の重鎮・与謝野氏に副知事の猪瀬氏を加えた“東京包囲網”を結成して、舛添氏が近づいている東京の議員を、ごっそり味方につけたいわけです」(永田町関係者)
与謝野や平沼のためではなく、石原慎太郎が自分のためだけに動いているのは疑いようがない。
(日刊ゲンダイ2010年4月7日掲載)
そんなことを、聞くとそう思えてしまいますね、でも、77歳なんだから、晩年を汚さないで欲しいですね!