渡部恒三さんは、年末に面白いことを言っていたのだ! |
政権が代わったからといって国と国の約束をほごにしては、日本は世界の中で生きていけない。外交問題で社民党に振り回されてるようでは駄目だ。十分にアメリカと話し合って、納得の上でやることだ。
-連立相手の意見にも配慮すべきでは。
国民の皆さんは民主党を圧倒的に勝たせてくれた。民主党内閣なんだ。最近の様子を見ると、自民党議員はどんどん(同党を)飛び出してこっちに来る。(参院も)もう実質過半数になったと同じだ。民主党は非常に寛大な気持ちで連立を組んでいるわけだから(社民、国民新両党の)閣僚も謙虚に自分らの立場を考えて話してくれればいい。社会党の安全保障や外交の考えでは政権を与えるわけにはいかないということで、自民党の長期政権が続いた。外交や安全保障についてはあまり強い発言は遠慮してもらわなくちゃならない。
-来年夏の参院選後は連立を解消するのか。
「多数になりました。いりません」なんて言うわけにはいかない。ついてくる以上はどうぞって言うしかない。出ていくのを追いかける必要はないけれども、切るようなことはしません。(
-小沢氏は陳情改革に取り組んでいるが。
陳情(窓口を幹事長室に)を統一するのは、それこそ大政翼賛会。もっとひどい話だよ。
-全国土地改良事業団体連合会の野中広務氏は削られた予算を復活させるため、自民党からの参院選候補擁立を見直す考えを示した。
あれも情けない話だなあ。(政権は)代わって新しくなったのに、政治は戻って古くなっている。国民の皆さんの税金なんだから、それを選挙のためにつける、つけないなんて言うこと自体が許せない
-自民党の消滅は目指していた姿と違うのでは。
自民党がなくなってしまったときは、民主党を二つに割って二大政党をつくるしかないわ。一党独裁では絶対駄目だもん。大政翼賛会になっちゃ、国民の皆さんに申し訳ない。