その名もスマートK |
日本では2001年から2005年あたりまで販売された、初代のスマートをベースにほんの少しだけリアのトレッドを縮めたモデルだ。そもそも欧州ではシティコミューターとして設計されたもので、細部のクオリティも高く、RRの駆動方式がもたらす乗り味はある種、ポルシェ911にも通じるものがあるとジャーナリストには評されている。日本独自の軽自動車枠をもとに発想されたモデルではないだけに、いわゆる軽自動車然とした雰囲気は皆無。どこからどうみてもスマートだ。問題はあの黄色のナンバーだけ・・・・・(軽自動車規格の弊害についてはまた別の機会で)。
しかし、輸入車初の軽自動車は大ブレイクすることなく、ベースモデルのエンジン排気量が698ccに拡大されたことをうけて絶版となった(現行2代目はさらに999ccへ拡大)。そしていま、実はこのモデル、中古なら40万円くらいから、それこそ100万円の予算があればかなりの上物が見つかる。さらに言えば、このモデルの10・15モード燃費は19km/L!
こんな時代だからこそ、あえてのKって選択もありだと思いませんか