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人事には常に大きなメッセージ性がある。日本郵政のトップだった西川善文民ら萱父代させ、ミスター大蔵省といわれた斎藤次郎氏を後任に充てたのは、それなりのメッセージ性を持っていた。「天下り問題」として騒が
れたが、これも既成事実化し、一方で事業仕分けなどのお祭りイベントのなかで目立たない問題になつつある。しかしそのすき間をぬうように、郵政人事の第2弾が粛々と進められた。
人物評ではなく外形的な問題として、十分すぎるメッセージが込められているのだ。
3つの点が特に際立つ。第1に、持ち株会社には社長のほか、4人の副社長がいるが、従来と異なり、誰も子会社の役員を兼務して直接的業務をしなくなったことだ。持ち株会社は小さい。4人の副社長は儀典的なこと以外に実際にやることがないのではないか。「天下りの方々は実質的に汗をかくような仕事はしなくていい」とは、よくあるパターンのメッセージである。
第2に、収益の中心となるべきゆうちょ銀行の最高経営責任者(CEO)と最高執行責任者(COO)がそれぞれ
商社とスーパーの出身者で、金融とりわけ銀行業務の経験
が全くないというトップ人事になった。ゆうちょ銀行はもはや市場で自立した銀行としての道を歩まないということだろう。さらに「実務の仕事は公社時代通り、郵政省の天下りと郵政のプロパーのペースですべてやっていきます」というメッセージでもある。
第3に、郵便事業会社の社外取締役だった松原聡・東洋大学教授が解任されたっ同氏は、例の松原委員会を率い、219社のファミリー企業を暴いた功労者だ。そこに2000人の天下りがいたことが話題になった。しかし、そうした最大の功労者を解任したことになる。要するに、「郵政を厳しく改革する人は要らない、郵政ファミリーの居心地を良くする人を残す」というメッセージだ。
人事の問題というのは、それぞれの立場から言うと常に不満が伴うものだ。しかし今回の郵政人事はそうした次元の問題を超えへ外形基準だけで見てもあまりに強烈なメッセージを与えている。その意味では中途半端な人事、という批判は全く当たらない。徹底もた人事である。ただし「郵政ファミリーの、郵政ファミリトによる、郵政ファミリーのための人事」であり、結局はすべて将来の国民負担を増すことになる。 (夢風)
こんなの、民主党政治は、無茶苦茶ですよね。仕分け人なんて、天下を救うというような、派手な
パフォーマンスの陰で、こんなことをしているなんて、許せないですよね!
これだけのことをやるということは、う~ん、小泉さんがいかに憎かったということですね!
元に戻そうというのですから、国民よ怒れ!!あの、○○イめ!!顔も見るだけで・・・
天下り・渡りを問題にしてきた民主党が自ら天下り・渡りをさせるわけであるから、鳩山由紀夫は責任を取るべきである。
民主党政権は異様な特異体質であり、亀井静香や千葉景子などの炎症を起こしたアキレス腱が多い。
鳩山・亀井・斉藤の社会主義国営の郵便局は決して使わず、
その代わりにコンビニ、ヤマト運輸、銀行、信託銀行、保険会社及び証券会社等を利用しよう。
そして、官営郵政を完全に衰退させて、預金等が国債の購入に使われないようにしたい。
国債の利払いは約10兆円になっており、税収の2割を超えている。