“アップル化”で逆転狙う米自動車産業 |
自動車産業全体において、イノベーションに対する姿勢、そしてイノベーションのスピードに変化が起きている。自動車産業は、昔ながらの製造業ではなく、ソフトウェア産業やバイオテクノロジー産業のようになりつつあるのだ。
実際、その道筋をたどり始めている者もいる。自動車製造が「オープンソース」時代を迎えているというわけだ。消費者にとっては、選択肢が増え、細かい点までカスタマイズが可能となり、製造者は商品に変化を与えるため革新的な「開発者」の幅広いネットワークに頼る必要が出てくる。近いうちに、 エンジン、内装、コンピューターシステムを、それぞれ別々の会社に依頼することになるかもしれない。
米国経済の歴史は、究極の成功と失敗で語られる。米国のシステムが、巨人が落ちぶれることも、起業したばかりの弱小企業が瞬く間に大成功を収めることも可能にしているのだ。
米国ビジネス界の恥部であった自動車産業が、今度は英雄になろうと動き始めている。近年のGMのようでは決してなく、むしろアップルのように美しいデザインを追求し、個別に作られたアプリケーションを公開し、多大な収益を上げられる、そんな企業の集まりを目指しているのだ。
産業を挙げての劇的な変化のみがこれを可能にする。幸運なことに、我々は今まさしくその劇的な変化の目撃者となろうとしているのである。
なんだか、そんな気がしてきましたね・・・・
車体の安全性とか、ソフトの安全性とか、どのように担保するのか、
統一基準のソフトが出てくるのか、その当たりが問題はあるでしょうけど・・・
そのうち、電気自動車のキットが販売されるかもしれないですね!