問われる選ぶ側の人格 川上哲郎さん逸話 |
「結局は人柄です。やはり部下や周囲の人間があの人なら信頼できると思う人柄、人格でなくては駄目です。それが社長として適格かどうか判断する際の非常に大事な要素です」亀井さんが後継 社長に選んだのは、後に関経連会長を務めた川上哲郎さんである。1982年、53歳で住友グループで初めての昭和生まれの社長ということで話題になった。
社長交代を発表した記者会見で亀井さんは川上さんを選んだ理由を「VSOP」と頭文字で表した。Vはバイタリティー、Sはスペシャリティー、0はオリジナリティー、最後のPがパーソナリティーつまり「人柄」である。
「若い人には、もどかしいから譲れないというのは老害ですよ」と笑った。
社長人事でまず問われるのは、選ばれる人よりも選ぶ人の人格である。
でも、このくらい難しいものもないのでしょうね!
多くの人が失敗してますからね!