人間の健康と経済心理 日経新聞 |
しかし、こうした考え方にも大きな欠陥がある。限定合理性を信奉する立場でありながら、なぜ為政者に対してだけ限定されない合理性を仮定できるのか。実際に、政治家や官僚が圧力団体のロビー活動の影響などを受けやすいことを考えれば、、為政者こそ最適な行動から乖離(かいり)するケースが多いと考える方がむしろ自然だろう。人々も為政者も限定合理的な存在であるがゆえに、相互に抑止力となり得るような仕組みが必要となってくるのである。
なるほどと思いつつ、なかなか難しいのですね!