「核のない世界」を目指すと明言 |
その翌日の6日から2日間、核問題の専門家たちが集う国際会議が、カーネギー国際平和財団主催でワシントンで開かれた。オバマ演説を受けてさまざまな捷案が出され、まさに「談論風発」となった。 (ワシントン=論説委員・吉田文彦)
一歩間違えれば核廃絶への大きな降車になりかねないのが、核開発が非難されてきた北朝鮮やイランへの対応だ。オバマ氏はプラハ演説で、北朝鮮がミサイル発射で、再びルール(国連安保理決議)を破ったと批判し、「違反は罰せられなければならない」と述べた。カーネギー財団のアリエル・レビテ氏は「経済危機や気候変動で世界が連携するように、北朝鮮問題でも、不拡散問題では先例のないほどの連携が必要だ」。北朝鮮とイランに関しては、パキスタンのカーン博士がかかわった「核の闇市場」からの流出が両国の核開発を後押しした可能性が指摘されている。カーン博士のネットワークは摘発されたが、米情報機関で勤務経験のあるハーバード大の専門家は「むしろ例外的」で、他の密売網をどこまで追い詰められるかば不透明との考えを示した。
今こそ、日本の外交の腕の見せ所だろう!
核を初めて兵器として使ったアメリカ、そしてその被害を受けた日本。
何かの運命であるが、是非、ここは手を携えて、核軍縮、核廃絶へ進んで欲しい。
そして、兵器のない平和な地球を創りたい、たとえ、道は険しくとも!!